日本茶の品種について

静岡茶でよく耳にする「やぶきた」という名前。これはお茶の品種名です。
お茶の木にはやぶきた以外にも様々な品種が存在します。代表的な品種をいくつかご紹介します。
まるとう農園では「やぶきた」と「さえみどり」を生育しておりますが、今回はその他の品種についても少し触れてみようと思います。

 

やぶきた

やぶきた品種の木

やぶきたは、全てのお茶の基準となるお茶です。早生、晩生の基準はやぶきたを中心に考えられます。やぶきたが普及したのは1960年代。栽培しやすく安定した収穫量が望め、なにより霜に強いことで広まった品種です。現在の国内茶生産面積のうち75%がやぶきたとなっています。「最後はやぶきたに戻る」とお茶を知り尽くした農家さんが言うくらい、バランスのいい味わいとなっています。
 

さえみどり

さえみどりの木

やぶきたとあさつゆの交配種です。煎茶用の品種になります。色は明るい緑色で、フレッシュな香りが強く出るのが特徴です。うま味成分が多く、飲んだ後に広がる奥ゆかしい甘みは、さえみどりの個性の一つ。主な生産地は鹿児島県ですが、まるとう農園でも生産しています。
 

あさつゆ

さえみどりの交配種である「あさつゆ」についても少しだけ紹介します。宇治の在来種から誕生したと言われ、玉露やかぶせ茶など被覆栽培に適しています。うま味が強く、別名「天然玉露」と呼ばれています。さえみどりの旨味は、朝露との配合によりもたらされた味わいです。
 

べにふうき

「べにふうき」という品種名もよく耳にすると思います。べにふうきは、「べにほまれ」と「Cd86」という品種の配合主です。主に紅茶の原料として生産されています。抗アレルギー作用のあるメチル化カテキンを残す場合は緑茶として販売される場合もあります。
 

つゆひかり

静岡県の品種、「静7132」と「あさつゆ」を交配した品種です。鮮やかな緑色が特徴で、静岡県で有名な深蒸し茶にも向いている品種と言われています。
 

お茶の木には様々な種類が存在します。今回紹介した品種も、氷山の一角です。お茶葉取れる時期によっても味が大きく変化し、また品種によっても大きく変わります。○○という品種の2番茶が美味い!とかやっぱやぶきたの一番茶が最高!など、好みに合わせて「品種」と「時期」をこだわり、さらに楽しく美味しい「お茶ライフ」を目指してみてはいかがでしょうか?

農家がこだわって育てたお茶を、お客様のこだわりで味わっていただきたい。そんな素敵なお茶ライフのためにまるとう農園は日々研究を重ねております


農家さんの笑顔

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